JGTO 協力競技委員 ルール勉強会開催

全国に24名いる一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下、JGTO)の専門競技委員である加納美智雄チーフ競技委員と内海幸廣競技委員、そして小山和顕競技運営部長を講師に、東日本に在籍する協力競技委員11名の方々を集め16日(金)、当倶楽部にて勉強会が行われました。
JGTOでは、男子の「ツアートーナメント」、「チャレンジトーナメント」、「クオリファイングトーナメント」を主管並びに主催しており、年間約50試合を超えるトーナメントに5名~6名の競技委員を派遣しています。競技委員長を含め1試合5~6名の体制ということもあり、1人5ホール前後を担当しプレーの進行やルールの問題が生じた場合の対応及び裁定を行っています。プレーの遅いプレーヤーや組については競技委員長やディレクターなどからの情報を基に原因の確認や、注意、警告といった対応をします。また、ルール上の問題が生じた場合については各組についているスコアラー(選手のスコア情報を本部に連絡する随行スタッフ)からの競技委員要請の連絡により当該者のもとへ駆けつけ、主に問題からの処置や裁定をするといったことを行います。競技委員が見ていれば防げたトラブルもほとんどのケースが競技委員の見ていない中で発生することもあり、当該プレーヤーやマーカー(同伴競技者)からの情報をもとに判断をしなけらばなりません。そのような状況下でもっとも大切なことは当該選手やマーカー、或いは関係者やギャラリーといった方の話をよく聞き取るということになります。見ていないことを判断し裁定しなけらばならないため、「何が起きたのか?」、「何があったのか?」といった可能な限りの客観的事実を聞き出すことがもっとも重要なことになります。先入観や思い込みは競技委員自身が自身に誤報を与えてしまうことにもなり、正しい判断と裁定を下せないことになってしまうからです。
以上のようなことから、JGTOでは勉強会やミーティングといったことを4名のディラクター、6名の専門競技委員と全国にいる24名の協力競技委員が不定期ながら行っています。様々なコースで開催されるトーナメント、季節や天候も違う中、ルールの問題に対応対処できるよう日々、勉強や研究に取り組み男子プロゴルフツアーを支えています。
この日も基本的な規則の復習や、コース内にて実践的なトレーニングを行いました。



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